表現の部分では、もともと既存サイトの「見た目」にさほど課題感があるわけでなく、「装飾で本の装丁を邪魔したくない」「出版社として尖った存在になりたくない」という想いから、いかに飾らずにデザインするかが課題でした。とはいえせっかく新しくするのだから、さらに伝わる・使えるサイトにしたい。そんな想いでデザインに考えを巡らせました。
「伝える」という部分では、ライツ社様の「書く力で、まっすぐに、照らす」という合言葉と、「無色透明で落ち着いた存在だけども、若い力でちゃんと本を作る努力ができる」という想いを、「書籍以外を徹底してモノトーン」「照らす黄色」「書籍を彷彿とさせる書体」「整然としたレイアウト」で体現しました。
「使える」という面では、オフィシャルアカウントのフォロワーが6万人を超えるnoteとの親和性を高めるべく、書籍ページにnoteシェア機能、画像ダウンロード機能を備えました。さらに書店さま向けページを新設し、注文書や拡材がサイトからダウンロード出来るようにすることで、書店さまの注文や書籍展開の円滑化を図りました。また、ライツ社様が力を入れているnoteでのコンテンツ「明るい出版業界紙」の紹介ページも新設し、創刊の趣旨やリリースの募集をおこなうことで、さらに想いが広がりやすくなるようにページを構成しました。
本サイトはWebデザインキュレーションサイト「MUUUUU.ORG」「S5-Style」へ掲載いただきました。
- Art DirectIon,Web Design
- 中野 浩明(THREE Inc.)
- Direction,Development
- 松山 拓未
- Produce
- 清水 直哉 (TABIPPO)