生活という文脈においては、顧客への潜在的なメリットとして「ちょうど良い一生ものを手にした時に訪れる豊かな生活」を想起させられるように配慮しました。やわらかな印象と自然な温かみを感じさせる書体「A1明朝」の使用や、慣性スクロールが与えるゆったりとした印象に加えて、生活シーンでのenzoをイメージさせる写真や動画をダイナミックに配置することで、生活に自然と溶け込む様やその使い勝手の良さを没入感を持って見てもらえるようなコミュニケーションを目指しました。


ものづくりという文脈においては、工場の垣根を超え多素材多製法のものづくりを行う燕三条地域の特性を発信できるように、「開発ストーリー」というコンテンツを設えました。燕三条の各協力工場が得意とする技術を紹介しつつ、それらがenzoにどのように活用されているかを紹介することで、加工技術の価値を提唱するとともに、人と人の「縁」の輪を育みます。
また、ブランドストーリーのページではブランドの背景を伝えるだけではく、プロダクトを下支えする職人の体温や感情を表現できるように注力しました。






本サイトはWebデザインキュレーションサイト「S5-Style」へ掲載いただきました。
- Art DirectIon,Web Design
- 中野 浩明(THREE Inc.)
- Creative Direction
- 堅田 佳一(KATATA YOSHIHITO DESIGN)
- Photograph
- 東海林 渉(Takizawa Photo Works)
- Videography
- 山口 順平(海の上のライオン)
- Food Stylist
- カノウ ヒナタ(KIPPIS)