読み方がわかりにくいフォント、正しい読み方はこれ!
こんにちは!
スリー、中野です。
皆さん、欧文フォントの中で、
なんとなくそうだろうと思って名前を呼んでるフォントってありませんか?笑
僕は 、読み方に自信がないから、声には出して言わなくても、
頭の中では「オレ流」で呼んでしまってたフォントが結構ありました笑
欧文フォントといっても、無限に種類があるので、
今日は、定番化してる欧文フォントの中から、
特に読み方がわかりにくいフォントを抜粋してご紹介したいと思います!
※以下ご紹介するフォントは、そもそも日本語ではないので、
あくまでカタカナ英語での読み方ということをご理解くださいませ。
目次
・Futura
・Avant Garde
・Helvetica Neue
・Didot
・Arial
・Trajan
・Gill Sans
・Garamond
Futura
まずは定番、louisvuittonやSupremeなこの子。
この読み方はもうある程度浸透してますかね。
読み方:「フーツラ・フツーラ」
個人的な感覚ですが、日本では「フーツラ」と読む方が多いような気がします。
Avant Grande
雑誌「Avant Garde」の為にデザインされたことは有名なこのフォント。
adidasやAKBがこちらですね。
読み方:「アヴァンギャルド」
ええ、昔「アバントグランデ」とわけのわからない読み方をして恥ずかしい思いをしたことがある、
憎っくきフォントです笑
Helvetica Neue
世界で一番有名なフォントであろう、「ヘルベチカ」。
その兄弟的こちら。
読み方:「ヘルベチカ ノイエ」
知るまでは自信なかったので声には出さないようにしてましたが、頭の中の読み方は「ニュー」でした笑
Didot
雑誌VOGUEで使用されているこちらのフォント。
手前味噌で恐縮ですが、デザインさせていただいたこちらのCDジャケットのタイトル「青空シグナル」部分は、
このフォントをベースにデザインしております。
読み方:「ディド」
「ト」は付けないのが正解です!
Arial
ヘルベチカのクローンなどとも言われるこのフォント。
ヘルベチカの権利元ライノタイプに許可を得ずに作られたことなど、
色々いわくつきのフォントですね笑
読み方:「アリアル・アーリアル・エイリアル、、などなど」
結構曖昧みたいです笑
Trajan
約2,000年前にローマ建てられた「トラヤヌス帝の碑文」という
碑石が起源と言われているこのフォント。
歴史ある書体だけに、格式高い雰囲気を醸し出すフォントです。
読み方:「トレイジャン」
まー「トラジャン」って言っちゃいますよね笑
「トラヤヌス(Trajanus)」が起源だから、同じ要領で「トラヤン」と読む説もあるみたいですが、
「虎やん!🐯」みたいで照れるので、「トレイジャン」と読むようにしてます笑
Gill Sans
1930 年前後にイギリスのモノタイプ社から出て以来、
2018年現在でも多く使用される定番サンセリフ体。
Futuraなどの幾何学的フォントと似ているように感じますが、
個人的にはこちらの方が、人間味があるというか、
柔らかい印象を持っております。
読み方:「ギル サン(ズ)」
ジル、ではなく、ギル。
TOMMY HILFIGERやTAG HEUERのロゴで使用されています。
Garamond
ローマン体(セリフ体)代表格のこちらのフォント。
AdobeやAppleがそれぞれ「Adobe Garamond」「Apple Garamond」として、
コーポレートフォントに使用していました。
読み方:「ガラモン・ギャラモン」
「ド」は読まないのが正解。
さいごに
普通に生活しててフォントの名前を意識するのは同業の方くらいでしょうが、
もし非デザイナーの方でこのブログを読んでくださっている方がいらっしゃいましたら、
何かデザイナーに発注する機会があったとき、是非これ見よがしに言っちゃってください笑!
「ここのフォントは"ヘルベチカ ノイエ"でこっちは"トレイジャン"でお願いします!」
只者じゃないな、と思ってもらえること間違いなし!?です!!笑