こんにちは。スリーです。
かなり遅くなってしまいましたが、昨年の11/29に開催したスリーイベントのレポートをアップいたします!今更で本当にごめんなさい…
11/29(金)19:00〜@クロスパル新潟で、THREEセミナー第2弾「デザインと経営の新しい関係〜あらゆるモノがメディアになる時代における事業と社会を繋げるコンテンツ作りとファン獲得の手法〜」の講演会を行いました。
前回同様今回のセミナーにもたくさんの方にご参加いただき、本当にありがとうございました!
講師には事業立ち上げから5年、月間500万PVを誇る若者向けの旅メディア( tabippo.net )の運営や多方面で躍進する株式会社TABIPPOさんから、代表取締役 清水 直哉(しみず・なおや)氏と、同社「旅大学」学長:恩田 倫孝(おんだ・みちのり)氏(新潟市出身)の2名にお越しいただき、「事業と社会を繋げるコンテンツ作りとファン獲得、そして新しい組織デザイン」についてお話していただきました。
今回、TABIPPOさんにお越し頂いたのは、5年ほど前から弊社須貝が手伝っていた旅祭(現:PEACE DAY)の仕事をきっかけにTABIPPOさんと知り合い、最先端のメディア事業の方法論やビジネスモデルから刺激を受け、以前より皆さんにもご紹介したいと思っていたからです。
コミュニティマーケティングで大切なこと
株式会社TABIPPOさんは「旅で世界を、もっと素敵に」をスローガンに掲げた、旅メディアを運営する会社です。
旅メディア( tabippo.net )では様々なコンテンツを発信しており、日本だけではなく世界各地を旅する仲間をコミュニティで集めるんだそう。
そのためのコミュニティマーケティングで一番大切なことは「企業文化」だと仰られておりました。
企業文化とは、その企業が大切にしている「価値観」の共有であり、仕事の仕方に影響を与えるものです。
代表例としてNetflixを挙げられており、企業文化や社員の行動規範を定めたカルチャーガイドが公開されております。
FacebookのCOOのシェリル・サンドバーグが「シリコンバレーから生まれた最高の文書」と評価していることでも有名ですね。
※Netflixのカルチャーガイドについては長くなるため、割愛させていただきます(気になる方はぜひ調べてみてください)
競争優位を生き抜くにはその企業の強みを出すことが重要であり、強みとはすなわち企業で働く「人」から育つもの。
普段はサービスの内容や規模などに目が行きがちですが、企業文化を中長期的に育てることが大切とのことです。
こういった企業文化がコミュニティを作り、コミュニティがファンを増やし、事業が持続的に拡大するという非常に目から鱗なお話を拝聴いたしました。
ティール組織(ホラクラシー経営)について
TABIPPOさんではティール組織運営をしており、特徴として以下の点が挙げられます。
・メンバー同士に階層がない(上下関係がない)
・情報の非対称性をなくす
・自立した意思決定
・他人に怒らない
などなどヒエラルキー(階層)型の組織が多い日本では珍しい経営組織であると言えます。
もちろんティール組織にもメリット・デメリットはありますが、世界中を旅し魅力的なコンテンツを発信し続けるTABIPPOさんからは、自由を愛する社風を感じることができました。
TABIPPOさんと須貝(スリー)のセッションタイム
セミナーの終盤ではTABIPPOさんと10年来の仲であるという弊社の須貝がファシリテーターを務め、会場にお集まりいただいた皆さまからの質疑応答タイムを行いました。
質問はsli.doという、匿名でスマホやPCから質問やメッセージを運営側に投げることができるサービスを利用しました。
イベント運営、ティール組織について、メディア運営について、旅について、様々な質問が出て、誰からも質問が来なかったらどうしよう、という心配を他所にたくさんの話題が飛び交いました。
この匿名で質問を投げられるというサービスが新潟県民のシャイで引っ込み思案な県民性に合っていたのか、運営側も驚くほどたくさんの質問をいただくことができ、参加者の皆さまからもご好評だったため次回も使用していこうと思います。
最後に
おかげさまで第2回のイベントも無事に終えることができ、運営一同ホッとしております。
貴重なお話をしていただいた清水さん・恩田さん、ありがとうございました。
そしてご参加いただいた皆さま、お忙しい中お時間をいただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました!!