6/28(金)19:00〜@クロスパル新潟、
THREE主催で「デザインと経営の新しい関係〜デザイン経営時代におけるデザインの価値とその適切な評価指標について〜」の講演会を行います。
2018年、経済産業省より政策提言のあった「デザイン経営宣言」。
スマートフォンの台頭により人の生活形態もマーケットも大きく変わり、さらにはAIによって新しい産業の形が姿を現してきた昨今。
外見だけのデザインでなく、もっと広義な「問題解決」型のデザインの力が世界的に必要とされてきています。
今回のイベントでは、デザイン/WEB/アプリ業界の書籍や講演会、そして、ポッドキャスト「AutoMagic」でお馴染みのデザインコンサルタント 長谷川 恭久(はせがわ・やすひさ)さんがお話してくださいます。
長谷川さんは、今まさに制作現場で困っていることを様々な角度から検証し、いろんな立場からのものの見方で話してくださいますのでデザイナーさんや経営者の方だけでなく、プロダクションマネージャーやエンジニアさんが聞いても面白いと思います。
よかったらぜひご参加ください!
————
▼「デザインと経営の新しい関係」
https://three.connpass.com/event/130402/
▼懇親会情報はこちら
https://three.connpass.com/event/130489/
————
↓↓↓秀逸な「デザイン経営宣言」の導入文はこちら。
「⽇本は⼈⼝・労働⼒の減少局⾯を迎え、世界のメイン市場としての地位を失った。さらに、第四次産業⾰命により、あらゆる産業が新技術の荒波を受け、従来の常識や経験が通⽤しない⼤変⾰を迎えようとしている。そこで⽣き残るためには、顧客に真に必要とされる存在に⽣まれ変わらなければならない。そのような中、規模の⼤⼩を問わず、世界の有⼒企業が戦略の中⼼に据えているのがデザインである。⼀⽅、⽇本では経営者がデザインを有効な経営⼿段と認識しておらず、グローバル競争環境での弱みとなっている。
デザインは、企業が⼤切にしている価値、それを実現しようとする意志を表現する営みである。それは、個々の製品の外⾒を好感度の⾼いものにするだけではない。顧客が企業と接点を持つあらゆる体験に、その価値や意志を徹底させ、それが⼀貫したメッセージとして伝わることで、他の企業では代替できないと顧客が思うブランド価値が⽣まれる。さらに、デザインは、イノベーションを実現する⼒になる。なぜか。デザインは、⼈々が気づかないニーズを掘り起こし、事業にしていく営みでもあるからだ。供給側の思い込みを排除し、対象に影響を与えないように観察する。そうして気づいた潜在的なニーズを、企業の価値と意志に照らし合わせる。誰のために何をしたいのかという原点に⽴ち返ることで、既存の事業に縛られずに、事業化を構想できる。」(2018年 経済産業省「デザイン経営宣言」より引用)