BLOG 2018.06.27

Design in Tech Report 2018

こんにちは。

スリー、中野です。

今回は「Design in Tech Report 2018」という、

デザイン・テクノロジー業界を考察するレポートについて、

僕なりの感想を書いてみたいと思います!

 

Design in Tech Report とは?

 

Design in Tech Report は、ジョン・マエダ氏※が

毎年オースティンで行われているSXSWで発表している、

デザイン・テクノロジー領域のトレンドをレポートするスライドで、

2015年から始まって、今回が4作目だそうです。

 

仲良くさせてもらってる某デザイン・映像制作会社の社長様が

SXSWに行かれている様子をSNSで拝見して、よだれが出るほど羨ましかったです。笑

 

 

ジョン・マエダ氏 - MIT Media Labなどで活躍したデザイナー/デザイン思想家。

伝統あるデザインスクールの学長だったり、

大手ベンチャーキャピタルのパートナーだったりと、

とにかくデザイン界のカリスマ的なお方

 

 

このレポート、実は2017年まで英語版しかなくて、

スーパーエリートバイリンガルの友人に、「読んで!」「教えて!」と甘え、

なんとか読んでいたんです。

 

そしたらなんと今年は、

僕が神と崇めるTakramの皆様がオフィシャル翻訳してくださったじゃあないですか!!



 


Design in Tech Report  2018を読んで

 

と言いいましても、このレポート、

100%内容を理解するには、相当な読み込みと理解が必要で、

まだまだなワタクシは、明日からでも自分の血肉となるような部分を抜粋して

ご紹介させていただこうと思います!

 

 

1. 3種類の「デザイン」
2. デザイナーが成長するために学ぶべきスキル

 

 

1. 3種類の「デザイン」

 

 

 

氏はだいぶ前から言い続けておりますが、今年もフィーチャーされてましたね。

デザインには3つの種類がある、と。

 

 

⑴クラシカルデザイン

これはいわゆるモノのデザイン・実体/フィジカルがあるデザインを指しています。

プロダクトデザインや、グラフィックデザイン、建築デザインはここにあたり、

特徴としては「完成」がある、ということでしょうか。

"クラシカル"という言葉は、決して「古い」といった意味合いではなく、

「従来から存在する考え方」のような意味合いだそうです。

音楽、特にヒップホップでは殿堂入り的な定番曲を「クラシックな曲だ!」なんて言いますね。

 

 

⑵デザイン思考

優れたデザインは、「造形」「美術」の観点で優れているだけでなく、

世の中の問題点や課題を明確にして、解決策を導きだすこと、とする解決志向の考え方。

医者的アプローチやコンサル的アプローチになるのかと思います。

生活者起点で、そのニーズやインサイトの理解を目指した上でのデザインアプローチで、

流行りのUXなどはここに当たるのかな。

 

 

⑶コンピューテーショナルデザイン

数人〜数十億人レベルのパーソナルな人たちをリアルタイムに相手にするデザイン。

クラシカルデザインのような「完成」は基本的には存在せず、

ユーザーからのフィードバックなどで常にアップデートされる。

GAFA(Google、Amazon、Facebook、Apple)といわれる 

10億人規模を相手にする企業のサービスがまさにこれ。

 

 

 

 

これらはクラシカルデザインがなければデザイン思考は成し得ないし、

デザイン思考がなければコンピューテーショナルデザインは成し得ない、

といったように、切り離された考え方ではなく、それぞれが相関を持っている、

ということのようです。

 

一応ご紹介した順に新しい考え方ではあるようですが、

古い考え方が必要ない、ということではなく、

その目的によって使い分けるべきものなのだと思います。

 

 

2. デザイナーが成長するために学ぶべきスキル

 

これは翻訳が出る前から気になってたので、とても楽しみにしてました!

さあ、同業者の方 でまだご覧になってない方がいらっしゃいましたら、

必見です!じゃじゃん!

 

 




おおおおおお。笑

これ全部!?まじで!?

というのが正直な感想ですね笑

こんなフルスタックなデザイナー存在してるん?笑



 

と、

これ全部やりなさい!ということではないみたいです。

ふぅ。

 

 

こちらを翻訳してくださったTakramの請け売りなのですが、

個としてはスペシャリティを持ちつつ、

自分の専門ではないがこのように必要とされている部分は、

共通言語でコミュニケーションできる程度には理解し、

チームとして「越境」することで、

目的を達成すべくクリエイティブを創りあげることができれば良いのだと思います。

 

 

とはいえ、これだけ必要とされているスキルが挙げられているのであれば、

これを活用して学ばない手はないですよね。

「何を勉強したら良いかわからない」が一番行き止まるわけで、

これだけでも、僕らデザイナーにとっては、目から鱗落ちまくりなわけです。

 

 

最後に

 

全91ページのこのレポート。

正直なところ半分も理解は及んでおりませんが、

引き続き自分なりに読み解きながら、日常業務にしっかり落とし込んで、

より良いデザインがご提案できるようになりたいですね。

 

このようにアカデミックな観点でデザインを紐解いている文献も、

特に日本語では多くないので、

来年も再来年も、このレポート(翻訳含む!)は非常に楽しみです!!

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